九州で1番の面積広さを持つ佐伯市、現在では大分県内の水産業生産量の6.5割を占め、県内随一の水産都市です。 「佐伯の殿様、浦でもつ」という言い伝えがあるほど水産業で栄え、特にここ蒲江では養殖業がとても盛んです。
三重県の南東部に位置するお伊勢さん(伊勢神宮)のお膝元。この町の漁獲量は三重県内で第1位と全国でも屈指の好漁場となっています。特にまき網漁業、タイ養殖が盛んに行われ、貝類養殖も盛んです。ヒオウギ貝も多く養殖され、三重県では「焼くと口を開けたり閉じたりする」様子からアッパッパ貝、アッパ貝と呼ばれ親しまれています。
写真にブイ(黒い玉)がいくつもあります。この一つひとつのブイは隣同士をロープで繋ぎ、そのロープにヒオウギ貝の入った網を吊るしています。サイズ、色を選別し、成長に合わせて次の網に入れ替え出荷まで丁寧に育てられられてます。
約1cmの稚貝から出荷の大きさになるまで期間にして約1年半から2年の時間がかかります。 貝殻の色は生まれた時から色があり、橙、赤、黄、紫と混ざった色があります。
澄んだ山水が流れ込む波当津海岸の海水を鉄釜と薪でじっくり焚きました。加工も添加も一切していません。旨味とまろやかさが際立つこの波塩にミネラル豊富な蒲江の海が凝縮されています。